22歳。これまでの人生、悩みや迷いの連続だったように思います。年齢や時期によって種類に違いはあれど、心の中に何の迷いもない時間はほとんどなかったような気がします。それは今も変わりありません。これからもきっと悩み、迷いつづけていく自信があります。目の前にそびえたつ巨大な壁。自分の未熟さ、無知さをつきつけられたときの無力感。悩んでも仕方ないと目を背けることもできます。そうした方が楽なのかもしれない。そうすることで自分なりの幸せな人生を送っている人もたくさんいると思います。しかし僕は、どう足掻いても、迷いを完全に頭の中から断ち切ることはできません。22年という年月をかけて築き上げてきた性格はそう簡単には変わらない。
だったらとことん迷い、悩もう。“考える”ことから逃げなければ、正しいかどうかは別として、自分の中で答えを出せるときが必ず来る。もちろん、時間が過ぎればその答えにも自信が持てなくなる。そのときには、再び考え直す。すると、そのときの答えが出る。こうして、そのときどきの迷いや悩みと向かい合い、考え、自分なりの答えを求め続けていくことで、人は成長していく。少なくとも僕はそう信じています。ただし、どれだけ考えても、今の自分が考えられることには限界があります。心に迷いがあるときにはとくに、頭は迷いに支配され、なかなか先に進めなくなる。そんな経験を僕自身何度もしてきました。いくら考えても、答えが出ない。そんなときに、偶然読んだ本や、観た映画、周りの人の言葉に何度救われたか。
迷いや悩みに向かっていくときに、背中を押してくれる。何気ない日常のふとした瞬間に、前へ前へと引っ張ってくれる。心のどこかに引っかかって、見えそうで見えないものにかすかな光を当てるような、そんな言葉との出会いが、これまで僕を何度も救ってくれました。もしかしたら、僕と同じような迷いや悩みを抱える人がいるかもしれない。僕の心に響いた言葉が、誰かの心にも響くかもしれない。言葉だけで何かが大きく変わることはなくても、変わろうともがく人、悩みを抱えながらも今を懸命に生きる人にとって、言葉は一つの指針となりうる。
このブログ「心のことば 言葉のこころ」では、僕が何らかの刺激を受けた言葉の数々と、それに対する僕自身の考えを綴っていきます。紹介する言葉が、今まさに何らかの悩みや迷いを抱えている人にとってのヒントになってくれたら。また、とくに悩みもなく楽しい日々を送っている人の心にも、何らかの刺激を与えられたら。そんな思いを込めて、ブログを運営していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします!
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